園芸学研究
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栽培管理・作型
ポット栽培における摘心,摘葉条件の違いがハボタンの草姿に及ぼす影響
竹本 哲行
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キーワード: 腋芽, 花壇苗, 側枝
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2008 年 7 巻 2 号 p. 223-226

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抄録
おどり仕立てポットハボタンの仕立て技術の開発を目的として,ハボタンのポット栽培における摘心時期,摘心強度,摘心時の摘葉枚数,切除する葉の部位の違いおよび品種が草姿に及ぼす影響について検討した.‘初夢’を供試し,7月上旬に播種した場合,強摘心することで,分枝位置が低く,鉢上げ4週間目に摘心することで,側枝長が短くなり,コンパクトな草姿となった.さらに,摘心時に葉身と葉柄を含む全葉を摘心後の上位葉位から3枚摘葉することで,側枝数が3本程度となることが明らかとなった.摘葉により側枝数の増加が認められた品種は‘駿河の初日’,‘冬紅’,‘初紅’および‘初夢’の4品種であった.
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© 2008 園芸学会
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