国際P2M学会誌
Online ISSN : 2432-0374
産学民連携プログラムW-BRIDGEにおけるCo-designの手法の試行について
永井 祐二岡田 久典勝田 正文
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2018 年 13 巻 1 号 p. 206-228

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抄録
連携研究プログラムW-BRIDGEは、大学・企業・生活者の三者一体となった取り組みによって環境活動モデルを設計、実施、発展させていくことを使命としており、多様な環境活動プロジェクトを公募という形で見出し、バックアップし、社会普及を図るモデル構築を行っている。対象とするプロジェクトでは、経済合理性を伴わない環境問題対策を前進さるべく、環境と経済を同軸上で議論し、この過程でCo-designの手法を実践することで、公募当初のプロジェクトが変容し、より効果的かつ実生活に根ざしたモデルとしてブラッシュアップされていく。本報告では過去10年のプロジェクトから、Co-designの手法の効果を分析する。
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© 2018 International Association of P2M and Authors
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