国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2014 春季
セッションID: D-3
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D-3 産学共同研究のプロジェクトマネジメントモデルと成功要因(P2M関連の自由論題トラック,サービス社会における新産業創出と方法論:三次元プリンターのインパクトと課題を探る」~市場と公益が共存できるビジネスモデル創出を目指すプログラムマネジメント~)
谷口 邦彦
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抄録
前報では、産学共同研究を創成する活動のモデル化フレームとして、「スキーム」「システム」「サービス」からなるP2M Ver.2を基盤とした3S・VMのモデルの内、「スキーム」を研究開発分野のプロジェクトマネジメントを採り入れ「コンセプト固め」と「計画化」に分割する4フェーズモデルを提案し、実事例でその有効性を確認した。本報では、このフレームに要となる「制度整備」と「連携活動」を配したモデルを構築した。そして、共同研究の成功要因を抽出するために、大学へ「出口まで到達した事例」から要となった事項の選択を依頼し、48大学からの108事例の分析を基に「制度整備」より「連携活動」が重視されていることを明らかにした。
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© 2014 International Association of P2M and Authors
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