国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2020 秋季
会議情報

官民連携による公共空間の整備・運営に関する考察
市民参加の視点を踏まえた事業プロセスモデルの類型化と分析
*東海林 伸篤風見 正三
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 131-146

詳細
抄録
人口減少・超高齢化が進む中で、効率化や財政負担の軽減・平準化を主目的としてPFIやPPP等に代表される民間活力の導入がなされて20数年が経過する。これらの官民連携の取り組みは、これまで主として、官(行政)と民(事業者)の二者による連携に焦点が当てられてきた。一方で公共性を担保するためには、公共サービスの受け手である市民参加の視点を加味することが欠かせない。本研究では、公共性の担保における官の決定権問題と、市民参加(顧客ニーズの把握)の意味を確認し、官民連携事例の事業プロセスを、市民参加の視点を加味して類型化し、分析を行った。
著者関連情報
© 2020 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top