国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2021 秋季
会議情報

COVID-19 時代の非接触オープンアジャイルな研究・イノベーション P2Mの可能性
問題の明晰化, 分析枠組みの提案, 実践適用の例示の試み
*岸本 眞一郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 235-249

詳細
抄録

従来の研究とイノベーションに向けた P2M では、ラボでの人員の物理的集中により、複数人での効率的な実験行為、議論の活性化、知識・技能の継承等を図ることが常識的慣習であっ た。しかし、2019 年末に始まった COVID-19 の蔓延により、産学官各界にては前記慣習を感染防止の観点から制限せざるを得ない状況にある。この逆境下、非接触オープンアジャイルなP2M for RI の提案は喫緊の課題である。本研究ではこれらの課題克服の糸口を見出すべく、企業間での研究受委託プロジェクトケースの質的研究を行った。おもに知識創造経営のパースペクティブから、この〈非接触オープンアジャイル性〉の成立条件の解明を試みた。

著者関連情報
© 2021 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top