国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2021 春季
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デザイン教育におけるPBLでの効果的な学習に関する試行的研究
―ルーブリックを用いた評価プロセスが学習効果に与える影響―
*細川 元赤澤 智津子西田 絢子
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p. 174-184

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抄録
大学の教育現場では広くPBL(Project Based Learning)が実施されている。企業における価値創造の取り組みとして、デザイン領域において小学生向け学習イベントの企画・運営を行った。この事例ではプロジェクトチームがデザインプロセスの理解と着実な実行を行うことを目的とし、ルーブリックを活用した評価ワークを取り入れ、達成度合いの計測を行った。その結果、複数のプロジェクトにおいて達成度合いに差異が見られた。本論文では、この実践事例からP2Mの観点でプロジェクトチームのデザインプロセス実行に影響する要素を明らかにし、デザイン教育における効果的なPBL実施の要件を明らかにする。
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© 2021 International Association of P2M and Authors
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