抄録
公務職場においては、政策プログラムの価値を創出する P2Mフレームワークの3Sモデルを人事管理と連携して展開することが効果的である。本稿では、先に発表した組織文化、管理職リーダーシップ、職務満足の関係性に関する研究成果を拡張し、次のフェイズとして、公務職場における具体的な管理職の行動目標の参考とするため、理想の職場と上司の特徴について定性分析を行った。その結果、国家公務員は、「自由活発な議論を通じてやりがいや社会貢献を追求できる職場」と「部下を活かしてくれる上司」を求め、市町村職員は、「協調し和合する職場」と「見守り、伴走してくれる上司」を求めていることが明らかになった。