国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2021 春季
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P2Mを適用したプロジェクト型学習とアクティブラーニングを融合したオンライン・グループワーク演習方法の実証と今後の研究課題
*玉木 欽也新目 真紀鄭 周華
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p. 96-115

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抄録
研究グループは、P2Mを適用して、さらにプロジェクト型学習(PBL)とアクティブラーニング(AL)を組み合わせた新たなグループワーク演習の教育方法の研究開発とその実証を継続してきた。そして2015年度から現在まで対面授業で開講されていた青山学院大学経営学部の専門科目「グローバル製品戦略Ⅱ」を研究対象として、そのグループワーク演習の全体授業計画を立案し、授業の実証研究を行い、継続的な授業改良を行ってきた。新型コロナ禍の影響で2020年度には多くの大学教育にオンライン授業が導入された。そこで本研究の第1の目的は、このグループワーク演習方法を、オンライン授業で行える全体授業計画に再設計したことを報告する。第2の研究目的は、その全体授業計画を授業実施するために、遠隔授業の運営管理、デジタル教材の製作、および教育組織や学習支援に、様々な工夫を加えたことを述べる。最後に第3の研究目的は、実証を通じて発見できた多岐にわたる問題点を、今後の研究課題に整理して提言することにある。
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© 2021 International Association of P2M and Authors
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