印度學佛教學研究
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韓国仏教の仏像説話の受容と変容――海岸漂着や水辺出現型を中心に――
孫 真(政完)
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2019 年 67 巻 3 号 p. 1222-1227

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抄録

本稿では,‘海岸漂着’や‘水辺出現’即ち‘水の中で仏像が出てきた要素’に限定して,このような形の説話が韓国の仏教伝来の理念として,同形の説話の伝承の成立と変容が必要であった意味に対して調べてみた.韓国では海岸に仏像が漂着していたという話は,韓半島の仏教の起源を強く示している.また,水の中から仏像が出てきた説話の中で仏教の文物の奇瑞と,様々な役割を強調し,仏教の急速な普及を示唆している.言い換えれば,この奇瑞は支配階層に仏教はその地位を強化し来世でも既得権を維持することができるという点から,一方で一般民には現世の苦しみに耐え,来世の福を得ることができる精神的な慰めを得ることができるということと,神異性の面からは既存の信仰の上に位置することを認めることにしているのである.

このような仏像をはじめ,塔,経典などの仏教文物の沿岸の漂流は,歴史的出来事や事実に基づく,仏教の伝播の物語とみなされている.主に『三国遺事』,または事蹟記,事蹟碑に記載された文献説話であるため,信頼性が高い.例えば,海南郡の美黃寺の創寺緣起では,村長と100人の香徒たちが石舟を迎え入れることに参加したという金石文の記録がある.これは,実際に統一新羅時代の時代に村長と100人の香徒たちが仏事を主導したという歴史的事実を反映したものと思われる.

一方,韓半島の様々な海岸漂着型や水辺出現型説話には,仏教文化がインドや西域から韓半島の海岸に渡ってくる海上航路が開かれていたことを知ることができる.

これらの話はほとんど仏教文物の海 岸漂着型や水辺出現型の創寺緣起が,文物が届いたところで行われた仏事の活動と関連があると考えられる.

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© 2019 日本印度学仏教学会
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