電気学会誌
Online ISSN : 1881-4190
Print ISSN : 1340-5551
ISSN-L : 1340-5551
特集:人工光合成と光触媒—人類は植物を超えられるか?—
光触媒の最新動向~環境浄化~
阿部 竜冨田 修
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 138 巻 9 号 p. 602-605

詳細
抄録

1.はじめに

光触媒研究は1970年台初頭の,藤嶋・本多らによる酸化チタン光電極を用いた水の光分解の発見が大きな契機となり,その初期には酸化チタンを主とする光電極や光触媒粒子を「水分解」などの光エネルギー変換・蓄積型反応,すなわち「人工光合成」へ適用することが研究の主流で

著者関連情報
© 2018 電気学会
前の記事 次の記事
feedback
Top