電気学会誌
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特集:社会インフラの遠隔・非破壊計測技術
レーザを用いたコンクリート構造物の遠隔・非破壊計測技術の現状と展望
島田 義則
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2019 年 139 巻 5 号 p. 280-283

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抄録

1.はじめに

近年,高度成長期に建設されたトンネルや橋梁などの構造物は高経年化し,検査維持管理技術の確立は大きな社会的問題となっている。図1は鉄道トンネルの建設歴年別施設数を表す(1)。建設数が多い時期は昭和初期と1970年代の高度経済成長期である。これらの構造物は建設され

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