画像電子学会誌
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デジタルホログラフィにおける多重像分離と画像処理による改善効果
戸塚 真隆高野 邦彦佐藤 甲癸
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2022 年 51 巻 1 号 p. 11-17

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抄録

ホログラフィは,記録したい物体からの光波の振幅と位相を参照光と干渉させて,干渉縞として記録する.そして回折現象を利用して,光波の複素振幅分布を再生する技術である.計算機合成ホログラム(Computer-Generated Hologram : CGH)により干渉縞の実現が容易になった.またホログラフィックメモリでは,多重像分離にレンズ項を用いて,再生像の劣化に画像処理による改善の研究が行われている.本論文はデジタル技術として,CGHの作成,レンズ項による多重像分離,フィルタによるノイズ除去を,シミュレーションにて評価している.またページデータ総数の限界を示し,画像処理による再生像改善を確認する.

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© 2022 一般社団法人 画像電子学会
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