抄録
国際規格化や国主導によるデータベース開発を通じてLCAは急速に発展してきた。近年は発展途上国においてもインベントリデータベースの開発や国際会議の開催などが開催されており、LCAに対する社会的関心は高まる一方である。
しかし、影響評価手法は日・欧・米が独自の評価手法を提案しているが、世界全体を包括的に評価できるモデルは存在しない。現在欧州ではLCImpactにおいて世界を評価範囲とした特性化手法の開発を行っている。日本国内ではLIMEが国内企業を中心に活用されるが、本手法は日本の環境条件と日本国民の環境思想に基づいてため、他国で利用されることは少ない。
本研究では、環境影響評価手法LIMEを「世界化」に向けて発展・拡張させるための検討を行う。