抄録
1998年米国ではじまったSPARC(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)をご存知だろうか。日本でも、2003年同じ思想に基づき、国立情報学研究所が推進する学術流通基盤整備事業が始った。ここでご紹介するUniBio Pressはその生物系ジャーナル選定誌3誌による自主的な電子ジャーナルパッケ-ジである。自主的であるということが、わが国における学術団体が持っている背景や事情という観点から、画期的な意味をなしているという事実をここではご説明させていただき、合わせて今後の電子ジャーナルわけてもSTMジャーナルの動向が、学術流通におけるKEYとなっているということ、欧米SPARCが標榜するオープンアクセスについて、そして多くの研究者自らが、学術情報流通の中で何を選択するかにそれは大きく依拠するであろうという問題をお話しさせて頂きたい。