情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第6回情報プロフェッショナルシンポジウム
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B13
論文誌の被引用数、電子ジャーナルアクセス数と審査に関する要因との相関について:
—日本化学会の事例—
*林 和弘太田 暉人小川 桂一郎
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p. 35-38

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抄録
論文誌の電子ジャーナル化が浸透して久しく、各論文の読者へ与えるインパクトを電子ジャーナルへのアクセス数で見ることも可能となった。また、冊子の頃より各論文の被引用数がその論文のインパクトを測る1指標として使われており、昨今ではオープンアクセスにした論文の方が購読者にしか読めない論文より被引用数が高いかどうかで論争になっている。今回日本化学会の論文誌について、審査データベース、電子ジャーナルアクセスデータベース、被引用データベースのリレーションを組んで統合解析した結果では、審査分野や担当した編集委員が被引用数に与える影響が大きいことが分かった。
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© 2009 独立行政法人 科学技術振興機構
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