抄録
情報評価においては、客観性の確保、比較の容易さの観点から数値化が期待されているが、実際の評価のためのデータ取得の困難さから、提供されている引用データの活用が課題となっている。実際調査の前提として現用引用データの各種指数につき、データを比較し、数値の選別性・安定性・信頼性・変動幅・傾向性などの諸特性を考察する。引用数が比較について優れた数値になっているに対し、immediacy index, impact factor と Google の h-指標が異なる定義にかかわらず、相似性を示した。数値の示すあいまいさが計測の度の変動と問題を複雑化しており、過去の評価結果を再評価し、次年度発表の前駆とする。