抄録
[目的] 本研究の目的は,新しく開発されたつま先立ち促通練習器を用いたHeel raise動作を筋電図学的見地より検証することである. [測定方法] 短趾屈筋,腓腹筋内側頭,前脛骨筋,内側広筋,半腱様筋の5筋について筋活動量を計測し,つま先立ち促通練習器を用いたHeel raise動作時の活動電位をバネの有無で比較検討した.なお,第2報ではHeel raise動作を1秒間のリズムから5秒間に変更した. [結果] 短趾屈筋,前脛骨筋,内側広筋の筋活動量は,バネなしと比較してバネありの方が全ての相で大きい傾向を示した.しかし,腓腹筋内側頭の筋活動量は,全ての相で小さい傾向を示した. [結語] つま先立ち促通練習器を用いたHeel raise動作は,バネありの方がバネなしと比較して,腓腹筋内側頭の筋活動量を抑えながらHeel raise出来る運動機器であることが示唆された.