コロナ渦を経て,社会は物質面のみならず価値観も加速度的に変容を遂げようとしている.その中で行われたITMAはいわばマクロ的視点に基づくメーカー主導型の展示会であった.本展示会のインクジェットプリンタの特徴として,サスティナブルという潮流においての顔料プリンタの進展,付加価値プリントの勃興をあげることができる.つまりは装置産業化の加速度的進展である.
本稿ではまず染工場の立場としてITMAを振り返る.同時に見えてきた染工場としての今後の方向性,方向性並びに対面環境から想定しうる課題,そして導き出された課題からメーカーに今後期待することを論じたい.