国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
第22回生命情報科学シンポジウム
内気功における呼吸の効果(セション<気功・潜在能力>,第22回生命情報科学シンポジウム)
町 好雄劉 超
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 24 巻 2 号 p. 299-308

詳細
抄録

気功で重要なことは3調と言われているが、この論文では3種類の内気功について呼吸に注目して生理学的な立場から検討したものである。ここでは站トウ功、六字訣、内養功について検討を行った。ここで述べる気功は站トウ功では通常の呼吸に比べ、呼吸の周期が遅くなる方法で通常は1分間に15回程度の呼吸が数回程度になり、深い呼吸に変わることが分かった。六字訣では特定の文字の発声を行う時に、深く、遅い周期の呼吸を行っていることが分かった。内養功では呼吸を単に吸気、呼気のみではなく、呼吸停止を何処に入れるかで、たとえば血圧の制御を行えることが証明された。また3個の気功でいずれも異なった呼吸を行ったにも係わらず、気功を開始することで血中酸素濃度が低下する事が分かった。站トウ功や、六字訣では心拍数が増加し、血圧が増加した。内養功では硬式では同様に血圧が上昇したが、一方で軟功では血圧は低下し、その時には平均心拍数は明確に低下していることから呼気の後すぐに吸気を行わないで呼吸を短時間止めることは副交感神経系が優位になるものと考えられる。

著者関連情報
© 2006 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top