抄録
ブライアン・ワイス式前世療法が寄って立つ基本的概念は、「その個人について最も良く知っているのは本人の潜在意識である」よって、「セラピストはクライアント本人の潜在意識の叡智に、いつ/どこへ退行し、何に着目するかを委ね、導いてもらう」というものである。
今回のシンポジウムでは、このような姿勢から施術される前世療法が、いかに古いネガティブな感情を解放(エモーショナル・リリースメント)し、より深淵でより次元の高い洞察をもたらすか、そして結果としてその個人をさらなる霊的覚醒へと導くということについて、特徴的な事例を挙げながら、発表する。