国際生命情報科学会誌
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講演
ピラミッド型構造物内部の瞑想による瞑想前後に検出された非接触効果
高木 治 坂本 政道世一 秀雄小久保 秀之河野 貴美子山本 幹男
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2018 年 36 巻 2 号 p. 117-

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抄録
我々は2009年4月以来、瞑想者がピラミッド型構造物(PS)の内部で瞑想する実験を継続している。そして、PS頂点に置かれた生体センサ(キュウリ果実切片)に対して、PS内部の瞑想者が直接触れることなく影響を及ぼす作用(非接触効果)の研究をおこなってきた。非接触効果の検出は、我々が既に確立していた、キュウリ切片から放出されたガス濃度を測定する方法と解析法とを利用して行われた(零点同時補正法)。実験は3つの部分、瞑想前実験、瞑想中実験(瞑想者がPS内部で瞑想)、瞑想後実験からなっていた。瞑想者がPS内部に居る場合(瞑想中実験)と居ない場合(瞑想前後実験)とを比較した結果、生体センサへの影響が異なることを発見した(p=3.13×10-10)。さらに、瞑想後の非接触効果の特徴(ピラミッド型構造物が関与した遅延を伴う特異な非接触効果)を解明した。最近の研究により、瞑想前の非接触効果の特徴が明らかになりつつある。今回は、瞑想前の非接触効果と瞑想後の非接触効果とを比較した内容を発表する。
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