国際生命情報科学会誌
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研究発表
笑いヨガによる生理・心理指標の変化
認知症の予防を目指して
橋元 慶男
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2018 年 36 巻 2 号 p. 91-

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抄録

笑いヨガは、ユーモアやジョーク等を用いずに腹の底から笑う動作を15~20分間続ける操作的な笑いである。笑いヨガは細胞への酸素の供給量が増えるので認知症の予防効果も期待されている。筆者は60歳以上の15名(男性3名、女性12名)を対象にして、笑いヨガの前後で生理的指標(血圧、筋硬度、ストレス度)と心理的指標(2次元気分尺度、日本語POMS短縮版)を測定した。結果、血圧の低下など認知症の予防に有益な変化が見られた。

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