本研究では,通所介護事業所における生きがい就業支援の実態をマイクロ・エスノグラフィーの手法を用いて調査した。研究の結果,通所介護事業所の内部では,利用者及び職員の【A生きがい就業に対する理解の促進】や【B利用者が活躍できる環境づくり】,【Cボランティアが活躍できる環境づくり】が生きがい就業の成立に重要な役割を果たしていることが示唆された。また,事業所と外部の連携にあたっては,【D近しい地域ネットワークの活用】と【Eコンサルティングの活用】という手段を用いて潜在的な協力企業を探索し,各ステークホルダーと連携しながら【F商品開発を行うにあたっての工夫】をすることで支援体制の構築を進めていることが明らかとなった。