ボランティア学研究
Online ISSN : 2434-1851
Print ISSN : 1345-9511
国際ボランティア活動の成果に関する一考察
Sherraden et al.の概念モデルに基づく研究レビューより
白石 智也齊藤 一彦山平 芳美
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 21 巻 p. 61-73

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抄録
 本研究は、Sherraden et al.(2008)の先行研究を補完する形で、2008年以降に出版された国際ボランティア活動の成果が記されている論文を体系的に整理し、この分野における研究について、今後の課題と展望の導出を目的とした。分析の枠組みとして、Sherraden et al.(2008)が提唱する概念モデルを用いることとした。この概念モデルは、国際ボランティア活動の成果について、「派遣国」、「ボランティア自身」、「自国」という3つの観点から整理していくものである。計23編を分析対象とし、その成果について体系的に整理し、目的達成に向けて検討を行った。結果として、(1)「派遣国に関する成果」に係る研究については、今後も益々の事例研究の蓄積が必要であること、(2)「ボランティア自身に関する成果」に係る研究については、ボランティアの信念やアイデンティティなどの変容に焦点を当てた研究が行われるべきであること、(3)「自国に関する成果」に係る研究については、「ボランティア自身に関する成果」の観点との関係性を明確にするような調査研究が行われるべきであること、の3点が明らかになった。
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2021 国際ボランティア学会
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