映像情報メディア学会誌
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動画付き論文
視覚の時間応答特性を基にした画像強調手法
~抑制性応答と興奮性応答の時間差がもたらす効果~
大高 洸輝長 篤志長峯 祐子三池 秀敏
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2017 年 71 巻 4 号 p. J144-J150

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抄録

ヒトの視覚では,注目している対象が静止しているよりも移動している状態を連続的に観察した方が,対象物体を鮮明に知覚する場合がある.この現象は,モーションシャープニングと呼ばれている.これまでにわれわれの研究グループは,この現象を説明する視覚の時間応答特性モデルを基に,モーションシャープニングを模擬した画像強調手法を開発した.本研究では,これまで議論されてこなかった視覚の時間応答特性における抑制性と興奮性の応答の時間差に着目した.そして,この時間差を導入した画像強調手法を提案した.提案手法をシミュレーション動画像,化学反応動画像に適用し,提案手法の効果を確認した.

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© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
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