映像情報メディア学会技術報告
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シーン内のsaliencyを注視するアクティブビジョン : 情報理論に基づくアプローチ
竹内 義則大西 昇杉江 昇
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p. 31-38

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抄録
シーンを撮影した画像から重要な部分を拡大するアクティブビジョンシステムについて述べる.画像の輝度の特徴を理論的かつ定量的に定義するため, 情報理論に基づいた輝度の情報量を提案する.提案した輝度の情報量をさまざまな画像に対して適用し, 輝度の情報量は画像の複雑さを表すことを示す.提案した輝度の情報量をもとに, 複雑な部分を選択的に注視するアクティブビジョンシステムを開発する.このシステムは, カメラのパン, チルト, ズーム機能を備え, 回転と拡大縮小を繰り返すことによって, 不均一の解像度を擬似的に実現することができる.システムは, 入力画像に対し部分領域ごとに輝度の情報量を計算し, saliency mapを構成する.さらに, saliency mapの大きい点から順に, その部分を拡大していく.実験結果から, システムは実シーンを効率的に探索できることを示す.
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© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
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