東北大学 工学部 電子工学科:ダイセル化学工業(株)
ダイセル化学工業(株)
東北大学 工学部 電子工学科
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
反射型LCDにおける従来の前方散乱フィルムは、その散乱特性に起因してパネルの明るさと明るさの均一性を両立することが難しい。我々はこれを改善するため、スピノーダル分解による相分離構造(スピノーダル分解構造)の適用を試みた。反射板上での散乱シミュレーションにより、フラットな散乱特性を得るためのパラメータ条件を導出した。携帯電話用パネルを想定した時、フラットな散乱特性に起因して1割程度明るさを改善できることが示唆された。また、設計通りのスピノーダル分解構造フィルムが実際に得られることを明らかにした。
テレビジョン学会技術報告
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら