P2Pトラヒックのネットワークへの影響評価(コンテンツ,P2P,バーチャル・リアリティとマルチモーダル・インタフェースおよび一般)

抄録

インターネットの広帯域化の中,P2Pと呼ばれる技術を用いたアプリケーション群に注目が集まっている.P2Pアプリケーションによるトラヒックは現在の主流トラヒックであるWebとは異なり,端末間で直接パケットがやりとりされるため,ネットワークに流れるトラヒックパターンが大きく異なることが予測される.本研究では,WebとP2Pにおけるトラヒックパターンの比較分析を行い,P2Pトラヒック増加時にネットワークが受ける影響の評価を行なった.