映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
会議情報
データ拡散OFDMにおける送信ダイバーシティに関する一検討(学生/若手技術者発表会および一般)
峯原 護尾脇 義明伊丹 誠太田 弘毅伊藤 紘二
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 25-28

詳細
抄録

OFDM伝送においてマルチパス干渉が大きくなるとディップの影響により等化処理による改善が困難となる.この劣化に対してデータ拡散方式が有効である.しかし,時間変動のある劣悪な伝送路ではディップによる影響も各周波数に分散されるため,特性が劣化し好ましくない.本稿では. Alamoutiの2分岐送信ダイバーシティを用いることでディップの影響を軽減し,特性の改善を検討する.さらに,この送信ダイバーシティとデータ拡散方式を併用することで,時間変動のあるレイリーフェージング環境下において特性の改善が得られることを示す.

著者関連情報
© 2003 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top