映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: HIR2003-12/ME2003-12
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指向性画像の高密度表示を用いた三次元ディスプレイに対する調節応答(映像メディアおよび一般 : インターネット, デジタル放送, マルチメディア, 三次元画像, 視覚と画質評価, ITS等)
福富 武史名手 久貴高木 康博
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抄録
従来の三次元ディスプレイは,調節と輻輳の不一致による疲労などの視機能に対する安全性が確保されていないことが大きな問題点である.われわれは,この間題点を解決できる三次元表示方式として,テレセントリック光学系の変形二次元配置を用いた指向性画像の高密度表示による三次元表示を提案している.これは,眼鏡なしで多人数で観察可能,フルカラーかつ動画表示できるといった特徴も有する.本研究では,64個の指向性画像を同時に表示できる試作システムに対して人間の調節応答を測定した.その結果,実視標観察時と良く似た調節応答が得られることが確認できた.
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© 2003 一般社団法人 映像情報メディア学会
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