映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: BCT2008-104
会議情報
光ファイバケーブル接続(クロージャ)へのHAF適用(アクセスシステムおよびアクセス用光部品,光無線システム(ROF,FWA等),光映像伝送(CATV含む),オペレーション/保守監視,光計測,光ファイバ,光ファイバケーブル,一般)
冨田 茂星島 徹也小山 良齊藤 浩太郎阿部 宜輝小関 孝二佐藤 圭亮関根 拓也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
光ファイバケーブル接続部に曲げ損失耐性に優れるHAF(Hole-Assisted Fiber)を適用するに当たっては経済性や現場作業軽減の観点から、現在、簡易に組み立て可能な接続技術として広く普及しているメカニカルスプライスを使用できることが望ましい。そこで、HAFに現在のメカニカルスプライスを適用した場合の接続損失要因について分析し、屈折率整合剤が空孔に浸入する長さを制御することが重要であることを明確にするとともに、この問題を解決できる新たな屈折率整合剤を用いたメカニカルスプライスの特性について示す。次に、ケーブル接続部の経済化・小型化を図るために、曲げ特性に優れるというHAFの利点を活かしたクロージャ(心線収納)構造を提案・試作し、部品点数および作業時間の大幅な削減ができること明らかした。
著者関連情報
© 2008 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top