抄録
通常の2次元画像縮小によると生じるエイリアシング(モアレ模様)を抑制するために,3次元立方体のひとつの面に画像をテクスチャとしてマッピングする手法を用いることで,良質な結果を得た.ディスプレイ上の画像の大きさを変化させるために,対象物体の立方体と,視点間の距離を変化させる方法と,表示ウィンドウの視野角を変化させる方法を比較した.ディスプレイ上の投影物体の表示縮小率は視野角の変化により適切に制御できることが判明した.ファイルサイズの大きいモザイク画像にこの縮小法を適用した結果,エイリアシングがほとんど発生しないことも確認した報告である.