映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: AIT2010-25/HI2010-25
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イントラ圧縮動画像のフレーム合成を用いたひずみ低減手法の特性改善(ITS画像処理,映像メディア,視覚および一般)
新井 悠祐武藤 圭吾甲藤 二郎境田 慎一井口 和久
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キーワード: 量子化誤差, DCT, 動き検出
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抄録

本稿では量子化制約条件を考慮した複数フレームの合成によりPSNRを改善する手法を提案する。複数フレームの合成の際には同一領域を合成する必要があり、動き検出の性能が全体の性能の向上に繋がると考えられる。そこで動き検出において、いくつかの改善手法を示す。また、反復処理における問題点についても述べた後、改善手法として量子化の制約条件を外れた場合に行うDCT係数の補正処理を制限する手法について説明し、それぞれシミュレーション実験によりその有用性を示す。

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© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
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