映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: ME2011-126
会議情報
ランダムドットを用いたVR映像の動き成分に関する評価方法(感性とメディア及び一般)
橋本 将人井ノ上 寛人堀内 恒佐藤 美恵郭 素梅小黒 久史春日 正男
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

人物や建設物などを表現したCGデータにカメラワークを設定して映像を作成する際,開発者は,無数にあるカメラのパターンやその感性的な影響を考慮するための専門的な技術が必要とされ,負担が掛かってしまう.そのため適切なカメラワークを自動制御する技術に関する研究が進められている.本研究では,CGによる映像コンテンツの作成において,観賞条件に適合したカメラワークを自動的に決定する手段の基礎的検討を行うことを目的とする.本稿では,カメラワークの評価方法として,元のCG映像からオプティカルフローを抽出してその動きを粒子(ランダムドット)で表現するCG空間によるシステムを開発した.また,このシステムを用いたカメラワークに関する主観評価実験について説明する.

著者関連情報
© 2011 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top