映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: ME2013-17
会議情報
聴衆との双方向でのインタラクション機能を備えたプレゼンテーションロボット(学生研究発表会)
衛 広聞高橋 桂太金子 正秀
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
博物館などでの案内を目的として,人に対して何かを説明するロボットの研究が活発に行われている.しかしながら,それらのロボットは,ぬいぐるみなどの人間以外のキャラクターとして実現されることが多いため,インタラクションの柔軟性には制約があった.また,複数人への対応や,ユーザとの双方向でのコミュニケーションは困難であった.本研究の目的は,人型のロボットに,身振り,手振り,および仮想的なレーザポインタを用いて,人間がするような効果的なプレゼンテーションをさせることである.ロボットは,カメラを介して聴衆を観察しながら,聴衆の状態に応じて振る舞いを変化させる必要がある.例えば,聴衆の理解が不十分だと見受けられる場合には,ロボットはより詳しい説明をする必要がある.本論文では,プレゼンテーションロボットの構築および少人数を対象とした評価実験について述べる.
著者関連情報
© 2013 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top