映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: BCT2015-42
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高度広帯域衛星デジタル放送のIFパススルーケーブルテレビ伝送実験(デジタル放送技術および一般)
小島 政明鈴木 陽一中村 直義田中 祥次杉本 明久小林 明
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抄録
衛星による4K/8Kスーパーハイビジョン放送開始に向けて,標準規格(ARIB STD-B44 ver.2.0)が策定された.衛星伝送方式の標準規格が策定された後,ケーブルテレビによる再放送用としてIFパススルー伝送方式の技術基準が検討されている.高度広帯域衛星デジタル放送を現行のケーブル施設で再放送する場合の技術的条件を導出するために,16APSKの伝送特性を把握する必要がある.今回,ケーブルテレビ特有の妨害(単一妨害波,隣接チャンネル妨害波,反射波)に対する16APSKの耐性を定量的に評価するための実験を行い,ケーブルテレビ施設の性能への技術的条件を明らかにした.実験結果は日本CATV技術協会(JCTEA)から情報通信審議会に寄与された.
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© 2015 一般社団法人 映像情報メディア学会
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