映像情報メディア学会技術報告
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40.14 放送技術
セッションID: BCT2016-39
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超高精細度テレビジョン衛星放送のサービス時間率に関する検討(デジタル放送技術および一般)
長坂 正史中澤 進田中 祥次
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抄録

超高精細度テレビジョン(4K・8K)衛星放送の実現に向けた検討が進められており,2016年に試験放送,2018年に実用放送が開始される予定である.その伝送方式として16APSKが採用され,1衛星中継器あたりの情報レートは約100Mbpsに拡大した.16APSKの適用により所要C/Nが増加するため,衛星伝送実験で得た所要C/Nを用いて,回線設計とサービス時間率の検討が行われてきた.今回,最新の衛星伝送実験結果に基づき,種々の受信アンテナ開口径について回線設計を行い,サービス時間率を検討した.その結果,開口径45cmの受信アンテナを用いた場合,東京におけるサービス時間率は,年間99.9%,最悪月99.7%となることを計算により確認した.

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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