映像情報メディア学会技術報告
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41.11 放送技術
セッションID: BCT2017-41
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パーティクルフィルタを用いたXバンド降雨レーダによる観測データ処理と降雨予測システム
*小原 一貴岡田 実東野 武史
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抄録
近年, ゲリラ豪雨とよばれる局地的豪雨が問題となっている. 局地的豪雨による災害の発生を事前に予測したり, 正確に状況を把握することにより, その被害を最小化することが望まれる. この対策の一つとして3次元の雨粒分布計測が可能なフェーズドアレイレーダが開発されており, 高い時間分解能, 空間分解能の観測が可能になってきている. しかし, フェーズドアレイレーダで取得されるデータ量は膨大であり, 観測した生データを必要とされる場所に送付することは現実的ではない. そこで本稿では, 観測データを3次元ボリュームモデルによりモデル化することで, 降雨データを大幅に削減する手法を提案する. この手法を用いることにより, 伝送速度が数 [Mbps] 程度の安価なインターネット回線でのデータ伝送が可能となる. さらに, 伝送したデータをパーティクルフィルタを用いて予測を行うシステムを提案する. 提案システムは, 3次元ボリュームモデルにおける各雨塊の移動方向および増減方向を状態として粒子モデルを構築する. 本稿では, パーティクルフィルタの粒子数と時間分解能の変化による予測精度の変化を評価する.
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© 2021 一般社団法人 映像情報メディア学会
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