映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
41.02 情報ディスプレイ
セッションID: IDY2017-3
会議情報

アークDFD表示方式における水平方向の視域拡大に関する研究
*吉岡 一貴西山 慎悟水科 晴樹陶山 史朗
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々は,アークDFD表示方式の水平方向の視域を拡大するための新たな手法を提案し,その原理確認を行なった.アークDFD表示の前面または後面に用いているアーク3D表示方式を多眼化することで,アークDFD表示方式の水平方向視域の拡大を目指し,観察者が水平方向に移動した時であっても,輝点が水平方向の同じ位置で観察されることを評価した.その結果,輝点の位置が視域の広い範囲で一定となる良好な結果を得ることができた.これにより,アークDFD表示方式は鉛直方向と組み合わせて全方位に広い視域を持たせる事ができる新たな3D表示デバイスとして期待できると考える.
著者関連情報
© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top