主催: 放送技術
会議名: 放送技術
開催日: 2017/07/27 - 2017/07/28
OFDMの問題の1つに伝送路でのインパルス雑音の影響があげられる.インパルス雑音の補償には伝送路の推定が必要不可欠である.従来の推定方式は,時間方向の追従性が低く,レイリーフェージング環境などの時変動伝送路での推定精度が問題となる.そこで本稿では,スキャッタードパイロットシンボルに適応した時間サンプルの入れ替えを用いた伝送路推定方式を提案する.コンピュータシミュレーションにより特性の評価を行い,提案方式は従来方式より良好な特性が得られることを明らかにした.