応用経済学研究
Online ISSN : 2758-9161
Print ISSN : 1882-9562
垂直的差別化された複占市場での税区分を用いた最適税制
荒川 潔
著者情報
ジャーナル フリー

2015 年 8 巻 p. 95-114

詳細
抄録
本稿では,垂直的差別化された複占市場において,品質による区分に従って税額が定まる従量税が社会厚生に与える影響を分析する.社会厚生を最大化する税制では,2 つの製品が異なる区分を選択し,税額が安い区分を選択した製品が全ての需要を独占的に獲得する.競争は過剰な製品差別化をもたらし社会厚生を大きく低下させるため,独占的な市場の方が社会厚生を改善するのである.
著者関連情報
© 2015 日本応用経済学会
前の記事 次の記事
feedback
Top