リファレンスガバナと２自由度構成を用いたハードディスクのヘッドシーク制御

郭 昊; 太田 有三; 増淵 泉

doi:10.11511/jacc.54.0.261.0

第54回自動制御連合講演会

セッションID: 2C304

DOI https://doi.org/10.11511/jacc.54.0.261.0

会議情報

主催: 公益社団法人計測自動制御学会, 一般社団法人日本機械学会, システム制御情報学会, 公益社団法人化学工学会, 公益社団法人精密工学会, 社団法人日本航空宇宙学会

共催: 国立大学法人豊橋技術科学大学, 51の学会，協会などから協賛

搬送・振動のモーションコントロール(3)

リファレンスガバナと２自由度構成を用いたハードディスクのヘッドシーク制御

*郭昊, 太田有三, 増淵泉

著者情報

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

本稿では，リファレンスガバナとサーボ系の２自由度構成を用いたハードディスクのヘッドシーク制御について報告する．リファレンスガバナは，低次元のノミナルモデル（制御モデル）の状態を観測して制御入力を生成する．これを実際のシステムに制御入力として加え，制御モデルと実際のシステムとの誤差や外乱の影響は実際のシステムに対するフィードバック系によって吸収する２自由度構成の制御方式を用いる．提案する制御方式の有効性を確かめるためにハードディスクヘッドのシーク制御ベンチマーク問題に適用する．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）