日本クリティカルケア看護学会誌
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研究報告
日本における急性期の鎮静に関する看護研究の動向と課題
三木 珠美五十嵐 愛子
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2017 年 13 巻 3 号 p. 21-28

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抄録
 急性期における鎮痛・鎮静管理は,危機的な状況にある患者を精神的・身体的苦痛から保護し,治療を円滑に行ううえで重要である.本研究では,鎮痛・鎮静に関する看護介入の基礎資料とすることを目的に文献検討を行った.その結果,該当する論文は18件であり,「鎮静・鎮痛アセスメントツールの導入」「鎮静・鎮痛プロトコールの導入」「看護師の鎮静における認識や判断」「鎮静患者の家族の思い」の4つのカテゴリに大別された.患者の安全・安楽を考慮した看護師の判断は,鎮静薬の減量より増量に働き,目標レベルより過鎮静で維持する傾向にあった.今後の展望として,鎮静管理の質の向上のためには,浅い鎮静の有益性を理解し,過鎮静を予防する取り組みが優先課題であると考える.また,鎮静患者や家族への看護ケアには,鎮静と鎮痛管理の両方を合わせた介入的研究の蓄積と検証が必要であることが示唆された.
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© 2017 日本クリティカルケア看護学会
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