日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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症例報告
Enamel matrix derivative のインプラントの 誘導骨再生への応用と検討
和田 義行吉谷 正純板橋 基雅吉村 治範三上 格
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2019 年 39 巻 1-2 号 p. 53-61

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抄録

Enamel matrix derivative (EMD)は元来,歯周組織発生の原理に基づき,歯周病で失われた歯周組織を再生す るために開発された生物製剤である.しかし最近の研究において,EMD は成長因子様の活性を持ち骨再生に応用できることが報告されている.そこで筆者らは一連の症例を通して,EMD をインプラント治療の骨誘導再生(guided bone regeneration: GBR 法)に用いる方法を検討した.まずインプラント治療において創傷治癒経過を観察し,EMD が問題なく使用できることを確認し,次にEMD と骨補塡材を歯槽堤保存術(ソケットプリザベーション)に用い良好な結果を得た.さらに,EMD をGBR 法に用い,満足のいく臨床結果を得た.そこでEMD を用いたGBR 法をインプラントに適用する際に,基礎研究に基づいた正しい使い方を検討し,提案する.しかしながら, EMD のインプラント治療における効果の評価には慎重な長期経過の観察が必要であると考えられた.【顎咬合誌 39(1・2):53-61,2019

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© 2019 特定非営利活動法人 日本顎咬合学会
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