金沢大学大学院人間社会環境研究科
2020 年 17 巻 2 号 p. 5-17
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本稿は、きもの産業を事例として、伝統産業の組織が硬直化した原因を探ることを目的とする。伝統には多様な価値があり、それが制度化しうることを前提として、衒示的価値、記号的価値、真正的価値、創造的価値などの理論系譜を整理し考察した。結論として、きもの産業は、衒示的価値を共有化、制度化していくことで、消費者の意識を無意識的に縛るだけでなく、きもの産業の組織自体を硬直化させたという関係が明らかになった。
文化経済学会〈日本〉論文集
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