東京大学大学院学際情報学府博士課程
2025 年 22 巻 1 号 p. 26-38
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日本の美術業界におけるジェンダー不平等について問題提起された一方で、現代美術の業界構造から当該問題に取り組む調査分析は管見の限り見当たらない。そこで本稿ではプライマリー・ギャラリーを対象とした聴き取り調査を行った。調査分析から日本におけるギャラリーの活動を明らかにするとともに、Becker(1982=2016)を援用することで最終的に女性美術作家数の少なさという現代美術業界におけるジェンダー・ギャップについて考察する。
文化経済学会〈日本〉論文集
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