文化経済学
Online ISSN : 1884-2208
Print ISSN : 1344-1442
コンセプトとしての商業文化都市
近江八幡青年会議所の試み; 八幡堀再生から国際商業博物館へ
井口 貢
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1998 年 1 巻 2 号 p. 57-63

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抄録
本稿は近江八幡青年会議所が、昭和40年代より行ってきたまちづくり活動に関わる研究である。彼らの活動には、主に三つの目的があった。その一つは、八幡堀の保存であった。そして、それについてはおよそ10年前に実現をみた。そして彼らは、残りの二つの実現を目指した。それは、近江八幡市が商業文化都市となることであり、国際商業博物館を設立することであった。いまだ実現はみていないが、今こそそれらの価値を熟考すべきだろう。
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