日本呼吸器外科学会雑誌
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症例
術後観察中にサルコイド様反応による縦隔リンパ節腫大を認めた定型的肺カルチノイドの1例
田中 宏和川邉 正和渡辺 裕介中出 雅治
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2007 年 21 巻 7 号 p. 899-903

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抄録
症例は定型的カルチノイドに対して右肺上葉切除+ND2が行われた48歳の女性.腫瘍最大径は19mmであったが,縦隔リンパ節に転移を認めたため,術後にParaplatin+Paclitaxelによる化学療法を追加した.外来観察中に傍大動脈リンパ節の腫大を認めたため生検したところサルコイド様反応を認めた.腫瘍径が2cm以下の定型的カルチノイド症例で縦隔リンパ節転移を認めることは稀である.またカルチノイド症例で術後観察中にサルコイド様反応による縦隔リンパ節腫大を認めることも稀である.
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© 2007 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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