日本呼吸器外科学会雑誌
Online ISSN : 1881-4158
Print ISSN : 0919-0945
ISSN-L : 0919-0945
症例
縦隔鏡にて摘出した縦隔嚢腫の一例
林 栄一住友 伸一中島 成泰前田 亮三崎 伯幸毛受 暁史松岡 勝成
著者情報
キーワード: 縦隔嚢腫, 縦隔鏡, 手術侵襲
ジャーナル フリー

2007 年 21 巻 7 号 p. 937-941

詳細
抄録
今回,縦隔嚢腫を縦隔鏡下に摘出し良好な結果が得られたので報告する.症例は72歳,男性.右上肢のしびれを主訴として当院を受診した.MRIにおいてT2強調で高信号の腫瘤像が右傍気管部に偶然認められた.胸部造影CTでは均一な低吸収像を呈し縦隔嚢腫と診断した.頸部から縦隔鏡を挿入し,気管右側の嚢腫を剥離し,摘出した.出血,気胸などの術中合併症はなく,術後経過は疼痛もなく良好であった.縦隔嚢腫に対する縦隔鏡下摘出術は,侵襲度,安全性からも有用である.
著者関連情報
© 2007 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top