刈谷豊田総合病院呼吸器外科
2014 年 28 巻 6 号 p. 795-799
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症例は75歳女性.咳嗽を主訴に近医を受診.胸部CTで前縦隔に25 mm大の境界明瞭な充実性結節性病変を指摘され,当院呼吸器内科を紹介受診した.胸腺腫を疑われ手術を勧められたが経過観察を希望された.4年後の胸部CTで僅かな増大と分葉状変化を指摘され,手術目的に当科紹介受診となった.手術は炭酸ガス送気装置を用いた胸腔鏡下胸腺腫摘出術を施行した.術中病理検査でリンパ性間質を伴う小結節性胸腺腫と診断された.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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